第12回コーダー道場まつど 開催報告

9/14(土) 今年6回目のコーダー道場まつど開催報告です。
今回は初めてのニンジャ4名、リピーターニンジャ8名でした。私は久ぶりにリピーター組をサポートしました。 初めてのカリキュラムでは、初期処理、分岐処理、繰り返し処理を理解してもらうため、基本の動作ブロックを使用して います。リピーターのニンジャでも経験の浅いニンジャは、あまりコーディングに変化を感じられません。いくつかのスプライトが動いて接触するとなんらかのアクションが起きるというストーリーです。

何かしら次へのステップへ進むサポートが必要だなぁと感じました。「何かしら」というのは、例えば、クローンや変数、独自ブロックの作成など技術的なことやスクラッチでやれる工夫などを知る機会を増やせるようにしないといけないと反省しました。

一方その反面、今年からScratchDesktop3.0を使用することで、音楽・音声合成・ビデオモーションセンサーなどの拡張機能を使うニンジャもいました。教えるこちら側も使い方の勉強しないと大変です。

2学期となると1年生の初めてのニンジャでも多少はカリキュラムについて来てくれます。時間内にカリキュラムが終わりカスタマイズも出来ています。

リピーター組の発表は、初めてのニンジャには刺激があります。彼は、前回保存に失敗してしまいましたが、今回はシューティングゲームを仕上げてくれました。

彼女の作品は音声ブロックを使用して牛乳パックが演奏するという作品です。演奏が終わると最後に3つの牛乳パックが左に移動してステージから消えていくというストーリーがおもしろかったです。3つの牛乳パックをひとつずつまた、少しずつ、ずらすところにコーディングに工夫が感じられました。

彼の作品は迷路です。何度となくテストしてクリアすると次のステージへ行くのですが、次のステージをテストするためには最初のステージをクリアしないと次のステージに行けません。なかなか次のステージのテストが出来ないことになるのですが、実は裏技があって、特殊キーを押下することで最初のステージのゴール直前に移動することができる機能が盛り込まれていました。

彼の作品はビデオモーションセンサーを使っています。自らWebカメラを持ってきてPCに接続しています。青いブロックに手が触れるとブロックがランダムに移動します。

ニンジャたちがさらなるステップアップ出来るようにメンター側も強化しないといけないなぁと感じました。