第14回コーダー道場まつど 開催報告

おかげさまで3年目を迎えました

報告が遅くなってしましましたが1月25日(土)に2020年最初の道場を開催しました。まつど道場は無事3年目を迎えることができました。
毎回Connpassからの募集は開始から10分で満席になるほど人気でありがたいことです。キャンセル待ちで受け入れられないこともある点はごめんなさい。これまでに約80名のニンジャが誕生したのもうれしいことです。

今回は初心者3名、リピータ8名が来てくれました。メンターも直前で7名となり、個人指導ができるぐらいのレベルでした。初心者ニンジャも2年生と4年生だったので、比較的スムーズにカリキュラムを進められました。

リピータ側も二人に一人の割合でサポートメンターが付いているので、いつもより深堀?してサポートすることができました。

まつど道場では、来てみて今日は何を作ろうかなぁと一過性の作品を作るニンジャ多かったのですが、最近では、継続して作品をブラッシュアップしていくニンジャも増えてきました。次に何を追加しようとか計画立てて取り組むことはとても良いことだと思います。

2020年4月からプログラミング教育が小学校で必修化ということで文科省からはプログラミング的思考や論理的思考などと説明がありますが、保護者の方からは不安だという声も聞こえてきます。いつも道場の最初の時間でお決まりの注意事項をお話したついでに近々の関連イベントを紹介するのですが、今回は、論理的思考って?ってという話をさせて頂きました。というか、本屋さんで帯に喰い付いてしまって、思わず買ってしまった本を紹介しただけですけど。
本の帯をご紹介します。

「7人でジャンケンをしたら伸びてる指の数は13本でした。グー・チョキ・パーは何人ずついる?」 というもの。

順序だてて考えることもひとつなのかなぁと改めて思いました。やってみてください。前回の報告で「直感的?」と「論理的?」のブロックを報告しましたが、それからすると直感的なブロック「1分でどこどこへ行く」ってありなのかなぁと疑問を感じてしまいました。

前置きが長くなりましたが、今回一番感じたことのひとつにいつも自由にスクラッチをやっているけど、わからないことを聞いてこないニンジャが多いなぁと思いました。じっくり見ることができたので見ていると自分の知っているブロックを多用したり、操作も単一的(?他のやり方もあるよね)だったりしているのです。できなかったりするとあきらめてしまうニンジャも見受けられました。

教えるのではなく、自由にやってもらうスタンスで道場をやっていますが、こんなやり方があるよ!とか、このブロック群を一つにしてメッセージで呼び出してみては!とか効率化なのか?考え方なのか?放置しすぎてもいけないのかな?と感じました。全員ではないけど、発表した後に違うやりかたもあるなどアドバイスをしてもいいのかなぁと思いました。

三つほど発表についてコメントします。
彼女は1年生です。正直まだまだ、計画的作品を作るという感じではありません。あれしようこれしようと やりたいことを比較的に思いつきでスプライト追加します。何か動きがあったほうがいいじゃない?とアドバイスしてこの日はメンターがじっくりサポートすることになりました。結果スプライトがトランポリンで跳ねて音が出るという作品を作ってくれました。集中して作品に臨む姿が成長を感じます。

スプライトがトランポリンで跳ねる作品

彼は、シューティングです。コウモリの動きがとても工夫されていて点数もカウントされ、楽しい作品でした。動く背景が入るといいね!

コウモリを打ち落とすシューティング

彼は、いつも独創的です。ScratchXで作品を作ってくれました。カメラを使って今何人の人を認識しているとか、人の目の部分を追尾する仕掛けを作ってくれました。彼はわからないことはドンドン調べていきます。探求心があるのは良いことです。

このほかにHtmlを直接書いて発表してくれました

次回は3月14日を予定しています。

参考出典:「5分で論理的思考ドリル」ソニー・グローバルエデュケーション著