松戸のお宝「文化財」めぐりに行ってきました

行って学ぼう松戸の歴史!~松戸のお宝「文化財」めぐりとかやぶき古民家で竹紙作り体験~
7/25(水)、松戸市生涯学習部生涯学習推進課主催のイベントに参加してきました。

小学生向け親子同伴のイベントに同行することにしたのは以下の背景からです。

①松戸市のWebサイトを見てみると昨年あたりから、いわゆるオープンデータ形式の情報が掲載されるようになってきました。
やさシティマップなど地図上に目的の地物がマッピングすることでどの地域にどんな情報があるのか、一目でわかるようになっています。そこで文化財は?というと絞り込みがなく、文化財は別サイトに掲載されています。やさシティマップとは異なり、画像に番号がついて一覧形式での掲載になっています。いずれはやさシティマップに仲間入りをすることを期待します。
②日本に限らず多くの地域団体や個人でオープンデータを地図にマッピングする活動がされています。地図ではないですがウィキペディアタウンなども地域活性化に期待されています。
松戸市の魅力のひとつですが、意外と観てみたい文化財が多い(おどろき)と思います。地図上にマッピングすることで他の人にも関心を持ってもらえたら良いかなぁと思います。

さて、当日は9:00に松戸市役所に集合して16:45に解散という一日バスツアーでした。参加者は7組の親子とスタッフの方々とマイクロバスで移動しながら各地点の文化財の見学を社会教育課の方が説明してくれました。ツアーの詳細は割愛します。なぜって今回はどうやってマッピングしたかをご紹介したいからです。
まずは、マッピング地図の完成形はこちらになります。

まつどお宝「文化財」20180725ルートマップ

今回、地図を作成するのに使用したツールを紹介します。
◆記録用に使用したのは
・スマフォカメラ(iPhone6S)
・runtastic[https://www.runtastic.com/ja/](無料アプリGPS Tracker)
◆地図編集用に使用したのは
・umap[https://umap.openstreetmap.fr/ja/]
・flikr[https://www.flickr.com/]

それでは簡単に説明します。
runtasticはスマートフォンを利用したランニングログツールです。今回は文化財めぐりをしたルートを辿るのに使用しました。個人的にいいなぁと思うところは、地図にOSMが使えて簡単にログデータをExportできるところです。runtasticの画面からGPXデータに変換してダウンロードします。
スマフォカメラは気にいった写真を撮るためです。
記録編は以上です。あっ!各地点でスタッフの方々が説明してくれた情報は忘れずメモメモ!です。

続いて編集に取り掛かります。
umapを起動して自分の地図に新しく文化財めぐりの地図を作成します。地物(文化財)を配置するレイヤとルート軌跡を配置するレイヤを作成します。
ルート軌跡のレイヤに事前ダウンロードしたruntasticのGPXデータをインポートします。
マイクロバスの中だったのでGPS機能が微弱なところもありますがその辺は手動で補正します。
移動中のバスの中で資料を読んだり、つい寝てしまっても・・・一日のルートを後から確認できるっていいよね。

次に地物(文化財)を配置します。
地物のレイヤに文化財のピンを立てていきます。
今回はパソコンから見ることを前提に、また撮った写真も載せたいので表示形式はサイドパネルに表示するようにして見ました。
概要のところに文化財の紹介記事とコメントを入力します。
表示させたい写真は事前にflikrへ登録しておきます。
説明と同じく概要のところにflikr画像のurlを貼り付けるだけです。最後に松戸市が掲載しているWebサイトのurlもつけちゃいました。
あとは、順番に文化財を貼っていけば完成です。
簡単でしょ!

今回は8箇所の文化財めぐりでしたが松戸市の他の文化財もマッピングできたらいいなと思います。
マッピングする文化財が増えてきたらルート軌跡レイヤを非表示にすることで最終的に文化財マップ完成です。

最後におまけですが、umapの指定で地物に{time}設定を行うことで時間順に表示させるスライドショーの設定もあります。
ツアーの流れがわかって楽しいですよ!
如何ですか?説明をかなり簡略化してしまいましたが、わからないところがあれば連絡ください。