第18回コーダー道場まつど 開催報告
第18回コーダー道場まつど開催報告 11/14(土)13:30-15:40
コロナ禍での3回目のオフライン開催となります。コロナ第3波の報道もされておりますが、これからも最善の注意を払い開催していこうと思っています。
今回もはじめての子供たちは2名、ネコにゃーのショートカリキュラムです。説明するメンター側も慣れてきて全体的に余裕をもって出来たような気がします。初めての二人は2年生と4年生。通常であれば保護者は離れてみてもらうのですが、コロナ禍ということもあり、お子さんのすぐそばに座ってもらっています。そのような状況だとやはり保護者が口や手を出してしまいがちでが、ちょいちょい口出さないように(笑)注意して進めます。初めてのニンジャの発表です。カリキュラムのネコにゃーから色々カスタマイズしてくれました。画面を切り替えたり、音を変えたりネコが動いたりと初めてでも発表までに比較的に時間あって初めてでも同じ内容の発表にならないところがいいところです。
続いてリピータです。今回は5名のニンジャが参加してくれました。リピータについたメンターは一人だったのでリピータのニンジャみんなをサポートするのは少し大変でした。
彼はじゃんけんの対戦ゲームを作りました。キー入力で「グー」「チョキ」「パー」を押すとそれに反応して相手の手がでます。
勝ち負けの画面切り替えもちゃんとできています。発表の時は日本語を使用しましたが、作成の時はいつもscratch2.0の英語モードで作成ています。日本語モードに変えられることを伝えると英語モードでやるのが彼の家のルールだそうです。お母さんに伺うと最初はどのブロックを使ってよいか聞かれたけど、今では普通にプログラミングしているそうです。勝利の画面も「YOU WIN!」になっていていいですね。
彼は、お話しながらケーキに近づくScratchです。思ったとおりの動きをしてくれないようです。終わった後、発表の時うまく動かなかったのはどうしてだろうとプログラムを確認してみたのですが、数字が全角なっているところがありました。こまめにサポートできればよかったのですが、一人のメンターで5人見るのはまだまだメンターも修業が足りないのかもですね。(反省)
彼の金魚すくいゲームは「ほんわか」したBGM♪「Garden」が流れて魚が白いポイに当たると端のボールに移動するようになっています。魚の動きも一定ではなく、途中から速くなったり変化があります。とても工夫がされていました。ポイが破れるのも見たかったですが、画像編集まで時間がなかったようです。スピードが一定でなかったのは「1秒でどこかの場所へ行く」を使っていたからです。この命令ブロックも変化があって面白いブロックですよね。
彼は、久しぶりに来てくれました。ScratchではなくHtmlを書いています。あらかじめQRコードを読み込ませてパソコンとタブレットとの連携です。パソコンからクイズを出題してタブレットで答えを入力すると答えがパソコンに送られてくるという作品です。
答えがうまくパソコンに連携できなかったのでもう少し修正のようです。応用すれば、イベントやプレゼンテーションで参加者とのリアルアンケート機能としても使えちゃえますね。また、今年度の「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト 2020」でCoderdojoMatsudo賞も受賞しました。そのときの受賞作品はこちらになります。
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ついでに、11/21(土)に行われた「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト 2020」表彰式についても報告します。
昨年から実施しているこのコンテストは今年は小中学生あわせて70余りの作品の応募がありました。2018年から実施の松戸市の「科学と芸術の丘2020」イベントの中での表彰式です。今年は戸定邸での表彰式です。余談ですがCodeforMatsudoも2018年のときにイベントに参加させていただきました。
さすがに受賞作品はどれもよくできています。CodedojoMatsudoに来てくれているニンジャも5~6名の応募がありました。「ニンジャ?」・・・受賞者はニンジャじゃなくてもうエンジニアですよね!
中学生の部のCoderdojoMatsudo賞ですが、とてもシンプルな作品です。キー操作はスペースキーだけですが、キャラクターの動きがとても自然なところや敵キャラが出てくる方向を示す仕掛けが良くできています。
たくさんの応募作品を展示してみんなで楽しむワークショップができたらいいなぁと思います。
次回は、2021年1月、コロナの状況が気になるところですが、オフラインで実施する予定ですのでプログラミングしに来てくださいね。