トイドローン体験会〜プログラミングでも飛ばしてみよう 実施報告

新型コロナ感染症も4年目を迎え重症化予防ワクチン、治療薬なども開発され徐々に落ち着きを取り戻しつつある3月18日、Code for Matsudoでは、松戸市にぎわい創造課が主催するドローン体験会を受託し、松戸地域職業訓練センターで開催しました。

松戸市ではコンテンツ産業振興事業を実施しており市民にコンテンツ産業を身近に感じてもらうためのイベント催しています。ドローンは2020年の東京オリンピックでの開会式の夜空を彩ったことは記憶に新しいと思います。そして、最近では日本郵便がドローンによる配送を導入するなど話題に上がる頻度が増えています。

今回はDJI社のTelloと言うトイドローンに触れることで、ドローンの基本的な知識を得るとともに、操作の体験、プログラミングでのドローン操作を体験することでドローンに興味を持っていただいて、創造的な発想や活動につながること目的に体験会を実施しました。

ドローンを災害時に活用する災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」、松戸市と「災害時における無人航空機による支援活動に関する協定」を結んでいる株式会社昭和精機にご協力いただいて開催にこぎつけることができました。

内容

体験会は1回につき16名の参加者で以下の内容に沿って午前、午後と2回実施しました。

  1. 開会挨拶及び松戸市の取り組みについて(松戸市役所にぎわい創造課)
  2. ドローンの仕組み・操作方法・DRONEBIRDについて(災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」)
  3. ドローンの活用方法・松戸市との災害時での支援協定について(株式会社昭和精機)
  4. 実技
    講座終了後2班に分かれ、
    ・シミュレータまたは手動でのドローン飛行操作体験
    ・プログラミングによるドローン操作体験
    に取り組んでいただきました。

災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」、株式会社昭和精機 による講座風景

scratchを使用してプログラムでドローン飛ばす。
パソコンとTello(ドローン)をwifiで接続し組み上げたプログラムを送信する。

普段仕事でドローンを使用している株式会社昭和精機によるドローン飛行デモ

感想

イベントの告知は広報まつどの3月1日発行号、応募は松戸市オンラインシステムから行われました。最初は出足が鈍く不安をぬぐえませんでしたが、結果的には抽選になるほどの応募数がありました。また、年齢層は10代から70代までと幅広く、市民の皆さま興味が高いことがわかりました。

運営者としてはとにかく事故なく楽しくを目指したつもりです。至らない点も多々あったと思いますが終了後のアンケートからも概ね好評を得たと思っています。

最後になりましたが、本体験会において、講座およびシミュレータ、手動操作の実技において多大なご協力をいただいた
災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」、株式会社昭和精機の皆様には心より感謝申し上げます。

主催 松戸市役所にぎわい創造課
運営 Code for Matsudo
協力団体 災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」株式会社昭和精機