第30回コーダー道場まつど 活動報告

2023年初回のコーダー道場まつどを1/14(土)に開催しました。初めての参加は2名、経験者5名でした。

 初めての2名は今年新1年生になるピカピカ君と5年生です。年齢差があり同時に同じカリキュラムを進めるのに少し苦労しました。
それでも今回から道場の開催時間を30分延長しているので余裕を持って対応できたと思っています。
1年生の作品は、初めて用のネコ歩きですが一通り最後までやり切りました。少しカスタマイズ出来てネコがリンゴに当たると180度回転するようになっていました。

 5年生の作品です。見た目や動きは特別なカスタマイズをしてるようには見えなかったのですが、プログラムコードを見せてもらったら、短時間で初回では教えていない変数や乱数を使っていました。ブロックの使い方を理解してくれていると思いました。これからの作品が楽しみです。

 リピーターのニンジャたちの作品です。昨年の7月以来で中学生のニンジャが来てくれました。彼は画面表示させるテクニックがとても素晴らしいです。キャラクターと背景が一体となり拡大縮小を変数を駆使して奥行き感を表現しています。2次元のScratchで3次元を感じさせてくれます。

 続いて、前回、前々回から継続で来ている常連ニンジャ君たちですが、最近メンターうちでは「人狼君」と呼んでいます。
彼は、普段家では人狼のScratchを作成しているということでもなく、道場へ来た時だけ「今日は何をしようかぁ」と追加する機能を考えているそうです。最初7月の時点ではキャラクターぐらいしか出来ていなかったのですが人狼ゲームらしく役職やターゲットとなる人物設定がリストで表現するようにプログラムが組まれています。「人狼ゲームを作る」という目的があって確実に作り上げていく姿勢がブレてなくてお手本になります。作品を作っている途中にほかのニンジャが「わからいんだけど、どーしたらいい?」なんて場面がありましたが、積極的にアドバイスしていました。道場ならではのシーンです。とてもうれしく思いました。そして、今回は投票タイムの場面設定では本来の人狼ゲームは夕方に行われるということから背景を夕焼けに設定していました。グラデーションも綺麗に描けています。

 

 前回の続きをさらにバージョンアップしてくれた双六の作品です。サイコロは乱数で表示ですがとても斬新な作りです。色のついたマスに触れるとひとつ戻ったり、進んだりとバージョンアップしています。充分ゲームとして完成度が高いですね。

 

 

 最後にメンターさんからMicrobitv2を使った発表をしてもらいました。以前ご紹介したMicrobit財団から寄付頂いたMicrobitV2の音のセンサーを使って人がしゃべるとキャラクターが答えるといった作品でした。

まつど道場はScratchベースで行っていますがMicrobitなども置いているので是非使いに来てください。
次回は3/11(土)になります。